五行山(マーブルマウンテン)の楽しみ方|おすすめ観光ツアー

トゥイソン(水の山)からは、五行山を構成する”火の山”、”木の山”、”金の山”、”土の山”など、ほかの山々や海側のダナンの街を眺めることができます。

トゥイソン(水の山)で最初のエレベーターを上がったところからの景色

七重塔(Xa Loi Tower)

フエンホン洞窟(Huyen Khong Cave)

タムトン寺(Tam Ton Pagoda)


五行山(マーブルマウンテン)は、名前の通り5つの山で構成されています。5つの山は、”火の山”、”水の山”、”木の山”、”金の山”、”土の山”で構成されています。主な観光コースになっているのは5つの山の中で一番大きな水の山”トゥイソン(Thuy Son)”になります。五行山(マーブルマウンテン)と検索してGoogleマップなどで表示される場所も、五行山全体ではなく、このトゥイソン入口になっています。

一番大きなトゥイソンでも、標高100mほどの山です。トゥイソンの中に展望台や塔、寺院、神秘的な洞窟などがあり、2時間ほどで回れます。

五行山(マーブルマウンテン)

ダナン市内からは、Grabやタクシーを使ったり、バスや旅行代理店のチャーターで行けます。
ダナン中心部から南(ホイアン方面)へ約10km。ダナン国際空港からは車で片道25分程度かかります。

タイトル

トゥイソン(Thuy Son)の入場(入山)料金は40,000ドン(約250円)です。

エレベーター利用料込みの入場料金は、55,000ドン(約340円)になります。

アンフー洞窟は、別料金で20,000ドン(約120円)がかかります。

※料金は2024年6月時点

毎日7時から17時まで営業。17時以降は、入口も封鎖され、トゥイソンへ入れなくなります。
所要時間の目安は、2時間程度です。ちょっとしたハイキングコースになっています。複数人でしっかり回ると、3時間以上かかる場合もあります。

五行山のあるベトナム中部は、20℃半ばから30℃後半にまで気温が上昇します。

五行山へ訪問する日は、動きやすい服装で、飲み物も用意しておきましょう。サンダルやクロックスでは、地面が滑りやすいため危険です。

お子様連れやグループで行くなら、弊社のプライベートツアーも検討してみてください。家族や団体での旅行でも、日本語のできるベトナム人ガイドが1人いると安心です。旅行中のちょっとしたサポートだったり、トラブル発生時の対処でも日本語のできるベトナム人がいた方が円滑に進められます。


五行山とおすすめ観光ツアー

13時
ダナン市内のホテルから五行山のトゥイソン入口へ移動

ダナン市内からトゥイソン入口まで、海側エリアのホテルから10分から15分程度です。

13時20分
トゥイソン入口に到着

トゥイソンふもとのアンフー洞窟を見学した後、トゥイソンのチケットを購入して主要スポットを回ります。

15時20分
五行山を下山する

主要スポットを回った後、ホイアンへと向かいます。

16時
ホイアンに到着。街の雰囲気を楽しむ

16時頃にホイアンへ到着すれば暗くなる前の旧市街も楽しめます。

ホイアンの街は、18時頃から街が暗くなり、提灯が点灯します。夜はカラフルに光る街並みになります。

20時
ホイアンからダナン市内へ戻る

ホイアンからダナンまでは、30分から1時間かかります。

21時
ダナン市内のホテルに到着

五行山は、ダナン南の郊外にあります。ホイアンも南の方角にあるため、1日で回るならホイアンと組み合わせたツアーがおすすめになります。

ホイアンは昼と夜で別々の楽しみ方ができるため、夕方前にホイアンへ到着し、夜まで滞在するスケジュールがおすすめになります。

五行山とホイアンのツアー:
ダナン市中心から五行山への移動(20分)+五行山(2時間)+五行山からホイアンへの移動(40分)+ホイアン(4時間)+ホイアンからダナン市内に移動(60分)=合計8時間

五行山への行き方、移動費用と入場料

トゥイソン(Thuy Son)入口。五行山(マーブルマウンテン)と検索してGoogleマップなどで表示される場所も、五行山全体ではなく、このトゥイソン入口になっています。


五行山へは、Grabやタクシーを使ったり、バスや旅行代理店のチャーターで行けます。ダナン国際空港からトゥイソン入口まで、片道で25分程度です。海側のエリアから10分から15分程度です。

Grabを使えば事前予約、事前支払も不要で、行きたい時間に車の手配ができます。もちろんホテルまで直接呼べます。4座席の車なら5分程度で迎えに来てくれます。

料金について、空港からGrabの車で16万ドン程度(約1,000円)です。3人で行けば、1人300円程度にまで抑えられます。グループで利用するなら五行山への移動もGrabが便利で安くなっています。


安い移動方法としては、ダナバス(DanaBus)があります。こちらはダナン市内を通るローカルバスで、料金も1人あたり1万ドン(約60円)程度と格安です。ダナバスのホームページにバスのルートも掲載されています。

ただしバスの運行ルートは頻繁に変わっており、ホームページに記載されているルートを通らないバスもあります。またバス乗り場までの移動が必要です。乗車後も五行山まで直通で向かうわけではなく、乗り換えが必要な場合もあります。ローカルバスは、Grabと比べても時間はかなりかかるため、旅行者にはあまりおすすめできません。


帰りもトゥイソンの駐車場からGrabやタクシーを拾えます。ただし時間によってはGrabでマッチングするまでに時間がかかります。

客引きもいます。こちらは相場より料金が上がるため注意してください。

トゥイソン(Thuy Son)駐車場

五行山の入場料と支払方法

入場料金:40,000ドン(約250円)
入場料金(エレベーターの片道利用料込)55,000ドン(約340円)
トゥイソン(Thuy Son)の入場(入山)料金(2024年6月時点)

トゥイソン(Thuy Son)の入場(入山)料金は、40,000ドン(約250円)です。エレベーター利用料込みの入場料金は、55,000ドン(約340円)になります。エレベーター片道で15,000ドン(約90円)になります。支払方法は、現金のみになります。

エレベーターに乗ると、最初にある階段100段ぐらいをショートカットできます。

五行山のチケット売り場

トゥイソン(Thuy Son)入口にあるエレベーター


トゥイソン(Thuy Son)の入口近くには、アンフー洞窟(Am Phu Cave)があり、こちらはトゥイソン入場料金とは別に入場料が必要です。

アンフー洞窟(Am Phu Cave)入場料金:20,000ドン(約120円)

アンフー洞窟(Am Phu Cave)入口

五行山の営業時間と所要時間の目安

5つの山で一番大きな水の山”トゥイソン(Thuy Son)”は、毎日7時から17時まで入山できます。17時以降は、入口も封鎖され、トゥイソンへ入れなくなります。

所要時間の目安は、2時間程度です。主要スポットだけなら1時間程度でも回れます。

トゥイソン(Thuy Son)のルートマップ


ルートマップに記載のスポット

五行山の楽しみ方

五行山では、トゥイソンからの景色を眺めたり、1つの山にあるいくつもの神秘的なスポットを回って楽しみます。

ダナンの郊外にあり、回りにトゥイソンほどの大きな山や建物がないため、ダナン方面、ホイアン方面の景色が遮られることなく、遠くまで眺めることができます。

トゥイソン(Thuy Son)で最初のエレベーターを上がったところからの景色

トゥイソン(Thuy Son)から見た五行山を構成する山々


またトゥイソンには至る所にフォトスポットがあり、インスタ映えを狙った写真が撮れます。

塔や寺院、神秘的な洞窟など、1つの山に見どころのがたくさんあるため、ダナン旅行でも訪問必須の場所になっています。

七重塔(Xa Loi Tower):THÁP XÁ LỢI

七重塔(Xa Loi Tower)


エレベーターで上がって最初に見えてくるスポットは、七重塔(Xa Loi Tower)です。

六角形の屋根が重なってできています。

リンウン寺(Linh Ung Pagoda):CHÙA LINH ỨNG

リンウン寺(Linh Ung Pagoda)


ダナンには、リンウン寺が3つあります。1つがソンチャ半島で67mの大きなレディブッダのあるリンウン寺、もう1つがバーナーヒルズでこちらにも27mの釈迦如来像があります。そして五行山のリンウン寺です。それぞれをつなぐと三角形になることからダナンでも縁起が良いもの(パワースポット)とされています。

五行山にあるリンウン寺は、ノンヌォックパゴダとも呼ばれています。17世紀前半、ベトナム阮(グエン)朝の初代皇帝クアン・チャンの時に初めて建てられたとされ、何度か再建と改修、改名を繰り返してきました。

タンチョン洞窟(Tang Chon Cave):ĐỘNG TÀNG CHƠN

いくつかの立派な像が祀られています。碁を指している2体の石像も有名です。碁は、ベトナムでも古くから親しまれているゲームであり、タンチョン洞窟は、碁の愛好家にとっても人気のスポットとなっています。

ビューポイント(View Point):VỌNG HẢI ĐÀI

ビューポイント(Vong Hai Dai)


前半にある展望台(ビューポイント)になります。ちょっとしたピークになっており、スタート地点とは違った景色を眺められます。

ベンチなどはなく、少々狭いためのんびりはできません。

バントン洞窟(Van Thong Cave):ĐỘNG VÂN THÔNG

バントン洞窟(Van Thong Cave)



黄色い袈裟が特徴的なお釈迦様が安置されています。

奥の細い岩場を抜けていくと、外にひらけた展望台があります。

リンナム洞窟(Linh Nham Cave):ĐỘNG LINH NHAM

リンナム洞窟(Linh Nham Cave)


3つの神が祀られている洞窟です。

毎年太陰暦の12月23日に、これらの神が人間のもとを訪れ、魔法の力で助けてくれるという民話があります。

休憩スペース(Relaxation area):KHU DỪNG CHÂN

休憩スペース(Relaxation area)


ハイエストピーク(Dinh Thuong Thai)やホアギエム洞窟(Hoa Ngiem Cave)へ繋がる開けたエリアです。

雨が降った日などは雨宿りにも使えます。

ハイエストピーク(The highest peak):ĐỈNH THƯỢNG THAI

ハイエストピーク(Dinh Thuong Thai)から見る五行山(マーブルマウンテン)を構成する山々

ハイエストピーク(Dinh Thuong Thai)からダナン市街地方向の眺望

ハイエストピークへ続く険しい階段



名前の通り、トゥイソンでももっとも高い展望台です。ここから五行山および周辺エリアの各方面を一望できます。

開けた休憩スペースからさらに相当数の階段を登って行きます。展望台への階段(足場)もきちんと整備されているわけではありません。途中歩きづらいところもあります。

特に、高齢の方は、注意が必要です。

ホアギエム洞窟(Hoa Ngiem Cave):ĐỘNG HOA NGHIÊM

ホアギエム洞窟(Hoa Ngiem Cave)。洞窟内の大理石を彫り出して作られた女神像。

ホアギエム洞窟(Hoa Ngiem Cave)の入口


洞窟内の大理石を彫り出して作られた観世音菩薩の像が飾られています。

仏像左側の洞窟の壁には、1640年に製作された仏陀の石碑があります。この石碑には、古都ホイアンから仏塔建設のための供物を捧げに来た多くの日本人家族を含む仏教徒の記録も残されています。

ホアギエム洞窟へは、観光客だけでなく、仏教徒も巡礼し、仏像の手入れや修復をしています。

フエンホン洞窟(Huyen Khong Cave):ĐỘNG HUYỀN KHÔNG

ホアギエム洞窟(Hoa Ngiem Cave)。五行山のメインスポットともされる場所。

フエンホン洞窟(Huyen Khong Cave)へ差し込む自然光。ベトナム戦争時の空爆によって空いたとされています。


多数の神様が祀られている洞窟です。ベトナム戦争時に空爆によって空いたとされる天井から差し込む自然光も、幻想的な雰囲気を作り出す一因になっています。

五行山の中でもメインスポットとされ、早く回りたい人でも、こちらは訪れる人が多いです。

タムタイ寺(Tam Thai Pagoda):CHÙA TAM THAI

タムタイ寺(Tam Thai Pagoda)


1630年に初めて建設され、ダナンでも歴史のある寺院の1つです。1825年の再建により、大きく外観が変わりました。その後も、1907年から1995年まで何度が修復が行われ、現在の外観となりました。

グエン王朝二代目皇帝のミンマン帝から贈られた金属鍋なども保管されています。

タムトン寺(Tam Ton Pagoda):CHÙA TAM TÔN

タムトン寺(Tam Ton Pagoda)

タムトン寺(Tam Ton Pagoda)


僧侶用の建物と2つの寺院、きちんと手入れされた庭園があります。

それぞれ違った姿勢の仏像7つが安置されています。こちらの仏像も木造になっています。

トゥータム寺(Tu Tam Pagoda):CHÙA TỪ TÂM

複数の仏像が安置されている寺院。

ベトナムの様々な王朝の代表的な人物や魂が祀られています。

ビューポイント(View Point):VỌNG GIANG ĐÀI

五行山を構成する”火の山”、”木の山”、”金の山”、”土の山”


ハン川がよく見える展望台で、五行山を構成する”火の山”、”木の山”、”金の山”、”土の山”もよく見えます。

アンフー洞窟(Am Phu Cave):ĐỘNG ÂM PHỦ

アンフー洞窟(Am Phu Cave)入口


トゥイソンのふもとにある洞窟で約300mとダナンでも最も長い洞窟となっています。内部の多くは自然に形成された空間になっています。

罪人が罪を告白し、罰を受け、天国の光に到達することを望む仏教の地獄が再現されています。地獄世界の表現から始まり、トゥイソンにある数々の洞窟でも異質な存在になっています。

アンフー洞窟へ入るには、トゥイソン(Thuy Son)の入場(入山)料金40,000ドン(約250円)とは別に、20,000ドン(約120円)の料金がかかります。

五行山の天候(気温)と服装

雨季のダナンは、天候が変わりやすいです


五行山のあるベトナム中部は、1月から8月頃までが乾季で30℃後半にまで気温が上昇する日もあります。日本の秋冬にあたる9月から2月頃までが雨季です。雨季には、最高気温も20℃後半ぐらいまで下がり、乾季よりは涼しくなります。ただし毎年10月、11月は雨量も多く、晴れていても天候が変わりやすいです。ホテルを出る時に晴れていてもレインコートなどは用意しておきましょう。

また、五行山はちょっとしたハイキングになります。熱中症には注意し、こまめに水分を取ったり、休むなどしながら回るようにしましょう。

雨の降りやすい雨季はもちろん、乾季でも日陰には苔が付着している石があり滑りやすくなっています。雨の日でなくとも、サンダルやクロックスなどは不向きです。滑りにくい運動靴が望ましく、服装も運動用の動きやすい格好にしましょう。

ダナンの日本語プライベートガイド料金

ダナンガイド商店は、お客様のご要望に合わせて時間や回る場所を自由に決めれるプライベートガイドのサービスを提供しています。

 ダナン市内を8時間で回るツアーを組んで欲しい
 五行山とホイアンを回るツアーを組んで欲しい
 昼頃まではホテルやカフェでゆっくりしたいため、午後からの五行山、ホイアン行きツアーを組んで欲しい

といった要望を受け、お客様毎に観光スケジュールの作成もできます。

ダナンガイド商店が派遣するガイドは、すべて日本語ができるガイドです。さらに、お客様の数ではなく、派遣するガイドの数で料金が決まります。1人の日本語ガイドを派遣するのに、1時間2,000円~です。ガイドの数で料金が決まるため、1人あたりの料金も格安になっています。

最初の2時間まで1時間あたり3,000円
2時間以降1時間あたり2,000円
日本語ガイド1人を派遣するのにかかる費用になります。

(例)12時から20時までの8時間、日本語ガイドを希望
2時間6,000円(1時間あたり3,000円)+6時間12,000円(1時間あたり2,000円)=計18,000円
※2名で1人あたり8時間9,000円です

お客様が3名まででしたら、1人のガイドで対応します。お客様が4名以上の場合は、日本語能力も高くグループツアーに慣れたガイド、もしくは2人以上のガイドが原則となります。

また1日の最低ガイド時間は、4時間になっています。4時間以下のガイドも可能ですが、料金は4時間分になります。


プライベートガイドを希望の方は、下記メールお問い合わせフォームもしくはダナンガイド商店・公式LINEからお問い合わせください。お問い合わせ後、当社からお客様に連絡し、日時、待ち合わせ場所の確認とガイド料金の見積りを提示します。見積もりまではいつでもキャンセルできます。

家族や団体での旅行でも、日本語のできるベトナム人ガイドが1人いると安心です。旅行中のちょっとしたサポートだったり、トラブル発生時の対処でも日本語のできるベトナム人がいた方が円滑に進められます。旅行のサポート役としてのガイドもぜひご検討ください。

その他質問なども下記からお気軽にご連絡ください。


ダナンガイド商店は、4時間から12時間のオプショナルツアーを催行しています。スケジュールが決まっていない方や、ダナン発着でのオプショナルツアー料金を知りたい方は、次のリンク先ページをご覧ください。

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