ミーソン遺跡とおすすめ観光ツアー+楽しみ方

世界遺産ミーソン遺跡(聖域)

Grabという配車アプリやタクシーをチャーターしたり、グループのツアーで行く必要があります。
ダナン中心部からは、約45km。車で片道1時間と少しかかります。


タイトル

入場料金は15万ドン(日本円で約950円)。


毎日6時から17時まで営業。ただし大雨など天候によっては入場不可になります。
滞在時間の目安は2時間30分から3時間30分です。


ミーソン遺跡のあるベトナム中部は、3月から9月頃までが乾季で、30℃後半になる日も珍しくありません。
9月から3月頃までが雨季で、20℃半ばまで涼しくなる日があります。

ミーソン遺跡は、ヒンドゥー教の聖地ともされています。ショートパンツやミニスカートなど露出の高い服を着用しての観光は控えましょう。


※2024年7月時点

ダナン市内からミーソン遺跡まで往復すると、移動時間だけで2時間以上かかります。直通のローカルバスなどが出ていないため、Grabやタクシーをチャーターしたり、グループのツアーで行く必要があります。

混載のツアーでは出発時間や滞在時間などスケジュールの調整もできません。プライベートツアーに比べてストレスもあると思います。ツアーでミーソン遺跡へ行く場合には、弊社のプライベートツアーも検討してください。


ミーソン遺跡の滞在時間目安は2時間30分から3時間30分です。移動だけで2時間以上かかるため、6時間以上のツアーでミーソン遺跡を回るツアーを提供しています。

ミーソン遺跡とおすすめ観光ツアー

13時
昼食後、ダナン市内のホテルからミーソン遺跡へ移動

1時間と少し

14時
世界遺産ミーソン遺跡を回る

2時間30分滞在

16時30分
ミーソン遺跡からホイアンへ移動

1時間程度

17時30分
ホイアン

旧市街を歩いたり、川沿いのレストランで食事。2時間30分滞在。

20時
ホイアンからダナンへ移動

1時間弱

21時
ダナン到着

ミーソン遺跡は、ダナンよりホイアンの方が若干近いです。アクティブに観光を楽しみたい場合、ダナンからミーソン遺跡、ミーソン遺跡からホイアンへと回るルートもおすすめです。ホイアンも、”ホイアンの古い町並み”としてユネスコの世界文化遺産に登録されており、1日に2ヵ所の世界遺産を周遊できます。

ダナン市内+移動(1時間と少し)+ミーソン遺跡(2時間30分)+移動(1時間)+ホイアン(2時間30分)+移動(1時間弱)+ダナン市内=合計8時間

ホイアンでは1日楽しめるため、ダナンへ戻らず、ホイアンに宿泊するスケジュールもおすすめです。


ミーソン遺跡やこの時代のベトナムをもっと深く理解したい人は、ダナン市内のダナン・チャム彫刻博物館にも訪問してみましょう。

ミーソン遺跡にあった状態の良い銅像などは、市内のチャム彫刻博物館へ移され、展示されています。

ミーソン遺跡への移動(Grab)費用と入場料金

ダナンからミーソン遺跡へは直通のローカルバスなどが出ていないため、Grabという配車アプリやタクシーをチャーターしたり、旅行会社の販売するツアーで行く必要があります。

Grabという配車アプリを使えば事前予約、事前支払も不要で、行きたい時に車の手配ができます。好きな場所までピックアップへ来てくれます。ダナン市内のホテルであれば、5分程度で4座席の車を呼べます。

Grabで複数ヶ所の経由便を手配したい場合、まずホーム画面から利用する乗り物をタップします。乗り物は、バイクと車で選べます。バイクもしくは車を選択すると、”Ride with friends Up to 4 stops(友人と4か所を回る)”という項目でダナンとミーソン遺跡の往復便も手配できます。

ベトナムのGrabのチャーター画面
アプリの言語が日本語のGrab。ホーム画面で車もしくはバイクを選択すると、”Ride with friends Up to 4 stops(友人と4か所を回る)”が表示されている画面になります。

しかし、”Ride with friends Up to 4 stops”はあくまでも経由を依頼するだけで、観光地での待機時間は料金に含まれていません。経由地での停車時間は、それぞれ5分までとGrabの規約で決まっています(Grab | Cập nhật tính năng “Thêm điểm dừng” dành cho Đối tác Grab)。

ミーソン遺跡からダナンへの移動のためにミーソン遺跡でドライバーに待ってもらうには、事前にドライバーと交渉して待機時間分の料金を支払う必要があります。

また経由しつつ、元の場所まで戻るなら、4ヶ所目が出発地点となるため、3ヶ所までしか回れません。Grabの依頼で4か所以上を回るにも、ドライバーとの料金交渉が必要になります。

ダナン市内(ハン市場)ーミーソン遺跡の往復Grab料金

Grabでのハン市場とミーソン遺跡の往復
Grabでのハン市場とミーソン遺跡の往復。4座席の車で1,173,120ドン(約7,450円)(2024年7月時点の料金)。
⚠待機時間の料金は含まれていません。

ミーソン遺跡入口
ミーソン遺跡入口チケットカウンター。ミーソン遺跡の周辺は、山です。

“Ride with friends Up to 4 stops(友人と4か所を回る)”でダナン市内(ハン市場)からミーソン遺跡までの往復を依頼すると、4座席の車で1,173,120ドン(約7,450円)になります(2024年7月時点の料金)。しかし、こちらの料金には、ミーソン遺跡でのドライバーの待機時間は含まれていません。ミーソン遺跡に2時間から3時間滞在するなら運転手とも追加料金の交渉をしなければなりません。

滞在時間の追加料金目安として、Grabでのチャーター料金があります。Grabでのチャーター料金は、4座席の車で10分ごとに4万ドンの料金を加算しています。つまり2時間(120分)の滞在で48万ドン(約3,050円)、3時間(180分)の滞在で72万ドン(約4,570円)です。こちらがドライバーと料金交渉する際の目安になります(あくまで目安です)。料金は需給によっても変動しますが、この追加料金を含めて、ダナンーミーソン遺跡の4座席の車チャーターでは165万ドン(約10,470円)から190万ドン(約12,060円)が相場になります。

もちろんドライバーによっては、この追加料金よりも安く待機してくれたり、これ以上の追加料金を要求することもあります。追加料金を含めた金額は、できれば乗車前に交渉しましょう。

またダナン市内→ミーソン遺跡、ミーソン遺跡→ダナン市内と、長距離でも移動ごとにGrabを呼ぶ方法もあります。行きのドライバーにミーソン遺跡で待機してもらわず、帰りは別でドライバーを手配する形です。しかしミーソン遺跡でのGrab利用者が多く、ドライバーが不足してる時は、ミーソン遺跡→ダナンの片道移動のマッチングが難しくなります。特に、ミーソン遺跡が閉まる夕方以降のマッチングは難しいです。料金も帰りの片道の方が需要が少ないため高くなります。

ミーソン遺跡は郊外の山の中にあります。周辺に滞在ホテルなどもなく、ここで長時間待機するのは現実的ではありません。Grabが捕まらず、ミーソン遺跡に待機している客引きやドライバーに頼んだり、タクシーを呼ぶなどすることになれば、料金はさらに高額になります。

心配であれば、必ず帰りの移動も事前に依頼したうえでミーソン遺跡へ移動しましょう。

長距離、大人数での車のチャーターについて

またGrabでは、7座席の車までしか呼べません。6名以上の場合には、弊社で手配できる16座席のミニバス1台で向かった方が7座席を2台チャーターするよりも安くなります。弊社では、30座席の大型バスの手配も可能です。

長距離の移動だったり、大人数での移動でミーソン遺跡を含めた観光ツアーを検討している方は一度弊社にお問い合わせください。ダナンからミーソン遺跡、ミーソン遺跡からホイアン、ホイアンからダナンへ戻る車のチャーターなら弊社で契約しているドライバーの方が安く手配できますし、Grabでマッチするフリーランスのドライバーよりも安心です。


ミーソン遺跡(聖域)の入場料金

タクシーなどでミーソン遺跡入口ゲートまで来たら、チケットカウンターでチケットを購入して中へ進みます。ミーソン遺跡への入場料金は15万ドン(約950円)です。

ミーソン遺跡入口ゲートのチケットカウンター

ミーソン遺跡入口ゲートのチケットカウンター

ミーソン遺跡入口ゲートのチケットチェック


入場料金は、遺跡の修理やメンテナンス、ミーソン遺跡で働く従業員の給与などに使われています。

入口ゲートから少し歩くと、カート乗り場があるので、そこからはカートに乗って遺跡群まで向かいます。カートを乗らずに歩いても進めますが、カート乗り場から遺跡群までは2kmほどの距離があります。カートがない場合や観光客がある程度揃うまでの間は、待合室でゆっくりと待ちましょう。

ミーソン遺跡内のカート

カート乗り場


遺跡内のカートは、入場料金を払えば無料で利用できます。レストランや売店を利用しなければ、ミーソン遺跡内で追加料金はかかりません。1日4回開催されるアプサラダンスの鑑賞にも追加料金は発生しませんし、チップ等の要求もありません。

ミーソン遺跡の楽しみ方

ミーソン遺跡は、かつて栄えていた古代チャンパ王国の聖域とされており、1999年にはユネスコの世界遺産にも登録されています。チャンパ王国と敵対していた国の仏教徒により石像の頭だけを破壊し、持ち帰られたため、頭のない石像があります。またベトナム戦争時、米軍の爆撃を受け、ミーソンの遺跡群の多くが破壊され、損傷してしまいました。

いくつかの戦争を経験し、かつては20mを越えていた見事な遺跡群もスケールは小さくなり、修復中の建物も多いです。しかし山々に囲まれた遺跡群として、ほかにはない魅力があります。

緑に囲まれた遺跡

修復中の遺跡群

修復前の遺跡と修復後の遺跡


大自然の中で歴史的な背景をガイドに解説してもらいながら、もしくは多少知ってから訪問するのがおすすめです。知的好奇心で、遺跡回りも楽しめます。


チャンパ王国は、インド文化とヒンドゥー教の影響を色濃く受けました。ヒンドゥー教の聖地ともされているため、インド系の観光客も多く、遺跡の修理にはインド政府からの援助もあります。

インド政府による援助を紹介する看板

インド政府による援助を紹介する看板


民族としてのベトナム人は、中国大陸から南下した中華系のキン族とされており、ベトナムの総人口の80%強を占めています。今のベトナムには、多くの少数民族もおり、チャンパ王国を設立したチャム族の末裔は10万人ほどになっています。このチャム族についてより詳しく知りたい方も、ミーソン遺跡と合わせて、ダナン市内にあるダナン・チャム彫刻博物館への訪問がおすすめです。

チャム族の文化や習慣等は未だ謎に包まれてる部分が多いです。碑文(石碑に刻まれた文章)は、未だに解明されていません。レンガとレンガをどのように接着し、強固な建物にしたか等、建物の建築技術も謎のままです。


ミーソン遺跡のマップ

ミーソン遺跡の地図
ミーソン遺跡の地図

ミーソン遺跡の遺跡群は、A~H、K、Lに分類されています。大まかには、AA’、BCD、EF、G、H、Kのグループに分かれています。

BCDには、展示場もあります。彫刻芸術品や石像、米軍が落とした不発弾なども展示されています。近くには、子孫繁栄を願った男性器(リンガ)と女性器(ヨニ)の石像もあります。

シヴァ(ヒンドゥー教3柱の主神の1人)の石像

米軍がミーソン遺跡に落とした爆弾

リンガ。ヒンズー教における男神のシンボル


ミーソン遺跡内には、仏教徒により破壊されたとされる首のない石像や米軍の爆撃により空いた穴もそのまま残されています。

ところどころ頭のない石像があります

仏教徒に破壊されたと思われる頭のない石像

米軍の爆撃ににより空いた穴

アプサラダンス

アプサラダンス

アプサラダンスのタイムスケジュール


アプサラは、古代インドの神話に登場する天使・天女を意味します。シヴァ神(ヒンドゥー教3柱の主神の1人)への祈りとして、アプサラがダンスを捧げています。

ミーソン遺跡では、1日4公演、1公演15分のアプサラダンスが鑑賞できます。

1回目の公演10時00分-10時15分
2回目の公演10時45分-11時00分
3回目の公演14時00分-14時15分
4回目の公演15時30分-15時45分
2024年7月時点のタイムスケジュール

炎天下の中の遺跡回りの合間に、休憩ついでの鑑賞もおすすめです。

ミーソン遺跡の天候(気温)と服装

ミーソン遺跡の天候は、ベトナム中部のダナンやホイアンと変わりません。

ベトナム中部は、日本の春夏にあたる3月から9月頃までが乾季で、気温も高くなります。特に5月から8月は最高気温が30℃後半になる日も珍しくありません。日中の日差しが強いため、途中踊りを鑑賞して休んだり、十分に水分を取りながら回りましょう。

日本の秋冬にあたる9月から2月頃までが雨季で、気温も低くなります。20℃半ばになる日もあります。ただし10月をピークに雨量が多くなります。10月には、ミーソン遺跡が台風などの豪雨で閉鎖される日も何日か発生します。入場ができなくなるため、訪問時には注意が必要です。


ミーソン遺跡は、ヒンドゥー教の聖地ともされています。ショートパンツやミニスカートなど露出の高い服を着用しての観光は控えましょう。こうした服装を禁止している看板も設置されています(ただし外国人観光客では、こうした服装をしている人も多いです)。

遺跡周辺は木々もなく日陰もほぼないため、日中は強い日差しが照りつけます。日傘を差したり、日焼け止めクリームを塗るなどの対策が必要です。汗をかきやすい人はタオルも用意しておきましょう。

遺跡から離れて、迂回して戻る林道は日陰が多いため日中も多少は涼しくなります。こうした道もガイドがいれば案内してもらえます。

遺跡周辺は日陰もないため、日傘を差して観光してる人が多いです

日陰の多い林道

ダナンの日本語プライベートガイド料金

ダナンガイド商店は、お客様のご要望に合わせて時間や回る場所を自由に決めれるプライベートガイドのサービスを提供しています。

 ミーソン遺跡を解説できるガイドに同行してほしい
 ミーソン遺跡とホイアン観光を合わせてツアーを組んで欲しい
 昼頃まではホテルやカフェでゆっくりしたいため、午後からのミーソン遺跡、ホイアン行きツアーを組んで欲しい

といった要望を受け、お客様毎に観光スケジュールの作成もできます。

ダナンガイド商店が派遣するガイドは、すべて日本語ができるガイドです。全員が国際ガイドの資格を持っており、観光地の知識もあります。さらに、お客様の数ではなく、派遣するガイドの数で料金が決まります。1人の日本語ガイドを派遣するのに、1時間2,000円~です。ガイドの数で料金が決まるため、複数人では1人あたりの料金も格安になっています。

最初の2時間まで1時間あたり3,000円
2時間以降1時間あたり2,000円
日本語ガイド1人を派遣するのにかかる費用になります。

(例)12時から20時までの8時間、日本語ガイドを希望
2時間6,000円(1時間あたり3,000円)+6時間12,000円(1時間あたり2,000円)=計18,000円
※2名で1人あたり8時間9,000円です

お客様が3名まででしたら、1人のガイドで対応します。お客様が4名以上の場合は、日本語能力も高くグループツアーに慣れたガイド、もしくは2人以上のガイドが原則となります。

また1日の最低ガイド時間は、4時間になっています。4時間以下のガイドも可能ですが、料金は4時間分になります。


プライベートガイドを希望の方は、下記メールお問い合わせフォームもしくはダナンガイド商店・公式LINEからお問い合わせください。お問い合わせ後、当社からお客様に連絡し、日時、待ち合わせ場所の確認とガイド料金の見積りを提示します。見積もりまではいつでもキャンセルできます。

家族や団体での旅行でも、日本語のできるベトナム人ガイドが1人いると安心です。旅行中のちょっとしたサポートだったり、トラブル発生時の対処でも日本語のできるベトナム人がいた方が円滑に進められます。旅行のサポート役としてのガイドもぜひご検討ください。

その他質問なども下記からお気軽にご連絡ください。


ダナンガイド商店は、4時間から12時間のオプショナルツアーを催行しています。スケジュールが決まっていない方や、ダナン発着でのオプショナルツアー料金を知りたい方は、次のリンク先ページをご覧ください。

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